1944年5月26日は、七十二候の 紅花栄(べにばなさかう)です。 紅花(ベニバナ)が咲きほこるころ。
ベニバナは、梅雨の前後くらいに鮮やかな黄色い花を咲かせます。 咲き始めの花の色は黄色ですが、だんだんオレンジ色から紅色へと変化していきます。
ベニバナはキクの仲間で、染料や食用油の原料となります。 他にも花びらを乾燥させて漢方薬にするなど、昔から利用されてきた植物です。 茎の先端についた花の部分だけを摘むことから、日本では末摘花(すえつむはな)とも呼ばれます。
二十四節気では 小満(しょうまん )の期間です。季節は万物が成長してだんだん大きくなってくるころ。
小満の次候
1944年5月26日は、寅の日(とらのひ)です。「この日に出て行ったものは戻ってくる」とされる日で、宝くじの購入、財布の新調、家や車の購入、引越、旅行の出発などに良いとされます。「トラは千里行って千里還る」ということわざがあるように、この日に出ていったトラの子は成長して還ってくるというわけです。トラの毛皮が黄金色をしていることから、特に金運が上がる日とされます。