1944年5月16日は、七十二候の 竹笋生(たけのこしょうず)です。 筍(タケノコ)が出てくるころ。
日本でタケノコといえば、孟宗竹(モウソウチク)、真竹(マダケ)、淡竹(ハチク)が主流です。
流通量が多く最も一般的なのは、太めの形をした孟宗竹のタケノコで旬は3~5月ごろです。 真竹と淡竹のタケノコは細長い形をしており、どちらも旬は5~6月ごろです。
ここでいう「たけのこしょうず」は真竹や淡竹を指すのかもしれません。
二十四節気では 立夏(りっか )の期間です。季節はどこかしら夏の気配が立ち始めるころ。
植物の成長、生き物の活動、空の色などから夏の始まりが感じられます。
立夏の末候
1944年5月16日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。