1940年11月7日は、七十二候の 山茶始開(つばきはじめてひらく)です。 山茶花(サザンカ)が咲き始めるころ。
七十二候では「山茶」を「つばき」と読ませていますが、山茶花(サザンカ)のことです。 山茶花の開花は晩秋から冬くらい、椿(ツバキ)の開花は冬から早春くらいでもう少し後になります。
山茶花はチャノキと同じツバキ科の植物で、昔は山茶花の若葉をお茶にして飲んでいたようです。 いまでも、山茶花の花を乾燥させたものを煎じて飲むことがあります。
ちなみに、「サザンカ」という呼び名は「サンサカ」がなまったものなのだとか。 確かに山茶花は「サンサカ」と読めますが、「サザンカ」のほうが響きが面白いですね。
この日から、冬が始まります。
1940年11月7日は、二十四節気の 立冬(りっとう )です。季節はどこかしら冬の気配が立ち始めるころ。
穏やかな小春日和もあれば、木枯らしが吹く寒い日もあります。
立冬の初候
1940年11月7日は、寅の日(とらのひ)です。「この日に出て行ったものは戻ってくる」とされる日で、宝くじの購入、財布の新調、家や車の購入、引越、旅行の出発などに良いとされます。「トラは千里行って千里還る」ということわざがあるように、この日に出ていったトラの子は成長して還ってくるというわけです。トラの毛皮が黄金色をしていることから、特に金運が上がる日とされます。
1940年11月7日は、大安(たいあん)です。「一日を通して凶の時間帯が無く、物事が滞りなく運ぶ」とされる安定した日です。結婚式、出生届、上棟式、引越、納車など、何事にも良いとされます。六曜は仏教などの宗教とは関連がなく、大安の日に葬式や通夜などを行っても問題ありません。