1976年1月16日は、七十二候の 雉始雊(きじはじめてなく)です。 オス雉が繁殖期に向けて鳴き始めるころ。
晩冬のこの時期になると、オス雉は「ケーン、ケーン」と鋭く鳴き始め、自分の縄張りを主張しながらメス雉を求めるようになります。
ニホンキジは一夫多妻で、直接的な子育てはメスだけで行います。 草むらを巣にして春から夏のあいだに卵を産んで子育てをします。
雉は火事になってもヒナのいる巣に戻ろうとするくらい子への愛情が深く、 「焼野の雉子(やけののきぎす)」という言葉があります。
二十四節気では 小寒(しょうかん )の期間です。季節はいよいよ冬の寒さが本格的になるころ。
小寒の始まりから大寒の終わりまでを寒中(かんちゅう)といいます。
小寒の末候
1976年1月16日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。