1945年5月11日は、七十二候の 蚯蚓出(みみずいづる)です。 蚯蚓(ミミズ)が出てくるころ。
ミミズは冬のあいだ冬眠をしていますが、暖かくなると活動を始めます。
活動を始めたミミズは、植物のかけらや有機物などを土ごと食べて粒状になった土を排泄します。
土がほぐされて柔らかくなるため、植物が育ちやすい土壌となります。
二十四節気では 立夏(りっか )の期間です。季節はどこかしら夏の気配が立ち始めるころ。
植物の成長、生き物の活動、空の色などから夏の始まりが感じられます。
立夏の次候
1945年5月11日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。