1943年9月3日は、七十二候の 禾乃登(こくものすなわちみのる)です。 稲が実るころ。
9月に入り、田んぼが黄金色になって稲穂が垂れさがってくれば、そろそろ稲刈りの時期になります。
一般的な稲刈りの適期は、9~10月くらいです。 早すぎると収穫量が少なくなり、遅すぎると味が落ちるため、稲の状態や天候などを見極めて刈り取ります。
二十四節気では 処暑(しょしょ )の期間です。季節は厳しい暑さが峠を過ぎて、だんだんおさまってくるころ。
まだ暑い日は続きますが、ふとした瞬間に爽やかな風を感じます。
処暑の末候
1943年9月3日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。
1943年9月3日は、大安(たいあん)です。「一日を通して凶の時間帯が無く、物事が滞りなく運ぶ」とされる安定した日です。結婚式、出生届、上棟式、引越、納車など、何事にも良いとされます。六曜は仏教などの宗教とは関連がなく、大安の日に葬式や通夜などを行っても問題ありません。