2117年5月20日は、七十二候の 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)です。 蚕(カイコ)が桑の葉を盛んに食べるころ。
カイコの幼虫は桑の葉だけを食べて大きくなります。
クワコという蛾を品種改良して、絹をとるために家畜化されたのがカイコです。
人とカイコの歴史は古く、およそ5000年前には中国大陸で養蚕が行われていたようです。
二十四節気では 立夏(りっか )の期間です。季節はどこかしら夏の気配が立ち始めるころ。
植物の成長、生き物の活動、空の色などから夏の始まりが感じられます。
小満の初候
2117年5月20日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。