1999年8月23日は、七十二候の 綿柎開(わたのはなしべひらく)です。 綿(ワタ)の実がはじけて白い綿花(メンカ)が開くころ。
ワタは夏になるとハイビスカスやオクラに似た花をつけます。 花が落ちた後にできる実はだんだん大きくなり、秋になるとはじけて白い綿花が開きます。
綿花は遠目には白い花のようですが、花ではなく白いふわふわとした繊維のかたまりです。 ワタの種子を含む綿花は、種子の発芽に必要な水分を保持する役割を果たします。
1999年8月23日は、二十四節気の 処暑(しょしょ )です。季節は厳しい暑さが峠を過ぎて、だんだんおさまってくるころ。
まだ暑い日は続きますが、ふとした瞬間に爽やかな風を感じます。
処暑の初候
1999年8月23日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。