1977年4月25日は、七十二候の 霜止出苗(しもやんで なえいづる)です。 霜がやんで苗が出るころ。
春は暖かい日があったり寒さが戻ったりしながら、だんだん暖かくなっていきます。 そうした寒の戻り(かんのもどり)がおさまり、春から夏へと向かい始める時期です。
寒さに弱い農作物には大敵の霜がやむ季節となり、そろそろ田植えが始まります。 温かい日が続いたかと思うと急に気温が下がる日もあるので、 遅霜(おそじも)に用心しながら田植えのタイミングをはかります。
二十四節気では 穀雨(こくう )の期間です。季節は田畑の準備がすすみ、その土を春の雨が湿らせるころ。
穀雨(こくう)とは、穀物を成長させる雨のことです。
穀雨の次候
1977年4月25日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。