1971年9月29日は、七十二候の 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)です。 蛇、蜥蜴、蛙、虫などがこもるころ。
まだ秋の中盤ですが、早くも虫たちは冬支度を始めます。 土にもぐったり、木の隙間に入り込んだり、葉や枝で蓑をつくったり、それぞれのスタイルで冬の到来に備えます。
春(3月上旬)には蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)という気候がありますが、 そのころまで虫たちは冬眠に入ります。
二十四節気では 秋分(しゅうぶん )の期間です。季節は秋の真ん中あたり。だんだん暑さが和らいでくる時期です。
暑さ寒さも彼岸までといわれますが、秋分の日と前後3日を合わせた7日間が秋の彼岸です。 昼と夜が同じくらいの長さで、あの世とこの世の距離が近くなるとされるお彼岸には、先祖や故人を供養する習わしがあります。
秋分の次候
1971年9月29日は、巳の日(みのひ)です。ヘビは、芸事・財福・美人祈願などに御利益のある弁財天(べんざいてん)の使いであることから、技芸上達、学力向上、勝負事、財運向上、商売繁盛などの祈願に良いとされます。「お金が身(巳)につく」縁起担ぎもあり、特に金運の上がる日とされます。