1942年1月1日は、七十二候の 雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる)です。 雪の下で麦が芽を出すころ。
麦は10~11月の晩秋に種をまき、数日で発芽します。 比較的寒さに強い麦はそのまま冬を迎え、雪の下でも低温に耐えて成長します。
4~5月の晩春に穂が出て、5~6月の初夏に「麦の秋」と呼ばれる収穫期を迎えます。
二十四節気では 冬至(とうじ )の期間です。季節は冬の真ん中あたり。
一年で最も日の短くなる時期ですが、最も寒くなるのはあと一か月くらい先です。
冬至の末候
1942年1月1日は、寅の日(とらのひ)です。「この日に出て行ったものは戻ってくる」とされる日で、宝くじの購入、財布の新調、家や車の購入、引越、旅行の出発などに良いとされます。「トラは千里行って千里還る」ということわざがあるように、この日に出ていったトラの子は成長して還ってくるというわけです。トラの毛皮が黄金色をしていることから、特に金運が上がる日とされます。