1935年10月9日は、七十二候の 鴻雁来(こうがんきたる)です。 雁(ガン)が北から日本に渡ってくるころ。
雁は秋から冬になる日本へ渡ってくる冬鳥で、池や湖などの水辺で暮らします。
「雁」という字は、音読みが「ガン」訓読みが「カリ」です。「ガン」も「カリ」も同じ鳥を指します。 古代には「カリ」と呼ばれていましたが、現代では「ガン」の呼称が正式名称となっています。
1935年10月9日は、二十四節気の 寒露(かんろ )です。季節は露が降りるようになるころ。
北国から雁(ガン)が渡ってきて、夜にはいろいろな虫の声が聞こえます。
寒露の初候
1935年10月9日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。