1906年8月19日は、七十二候の 蒙霧升降(ふかききりまとう)です。 深い霧の出るころ。
地表近くの空気中に一定以上の水蒸気があり、気温が低下することが霧が発生する条件です。
秋になってだんだん涼しくなってくると、湿気を含んだ空気が冷やされて霧が発生しやすくなります。
前日から気温が下がった風のない朝など、視界を遮るくらいの真っ白な霧になることがあります。
二十四節気では 立秋(りっしゅう )の期間です。季節はどこかしら秋の気配が立ち始めるころ。
季節の行事をひとつ終えるごとに夏は終わっていきます。まだ厳しい暑さが続きますが、空の色や風のにおいなどから秋の気配が感じられます。
立秋の末候
1906年8月19日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。
1906年8月19日は、大安(たいあん)です。「一日を通して凶の時間帯が無く、物事が滞りなく運ぶ」とされる安定した日です。結婚式、出生届、上棟式、引越、納車など、何事にも良いとされます。六曜は仏教などの宗教とは関連がなく、大安の日に葬式や通夜などを行っても問題ありません。