1905年7月2日は、七十二候の 半夏生(はんげしょうず)です。 半夏(ハンゲ)が生えるころ。
半夏(ハンゲ)とは、カラスビシャクというサトイモ科の植物のことです。 夏の半ばくらいに見かけるようになることから、カラスビシャクを半夏(ハンゲ)と呼ぶことがあります。
カラスビシャクの根を乾燥させたものは漢方薬の材料になりますが、毒性があるので服用に際しては経験に基づいた知識が必要です。
二十四節気では 夏至(げし )の期間です。季節は夏の真ん中あたり。
一年で最も日の長くなる時期ですが、一年で最も暑くなる時期はあと一か月くらい先です。
夏至の末候
1905年7月2日は、 半夏生(はんげしょう)です。 太陽黄経が100度になる日、あるいは、夏至の日から数えて11日目となる日です。 農作業をひと区切りにする節目の日とされ、この日には農作業を休む風習もあります。
雑節の半夏生(はんげしょう)は季節の区切りを表す言葉ですが、 ハンゲショウやハンゲは植物の呼び名にもなっています。
この時期に葉の半分が白くなる植物としてドクダミ科のハンゲショウがあります。 漢字では半夏生と書きますが、半分だけ化粧したように見えることから半化粧とも呼ばれます。
それとは別に、この時期に生える植物としてサトイモ科のカラスビシャク(別名ハンゲ)があります。 七十二候の半夏生(はんげしょうず)で生ずるハンゲとは、カラスビシャクのことです。
1905年7月2日は、寅の日(とらのひ)です。「この日に出て行ったものは戻ってくる」とされる日で、宝くじの購入、財布の新調、家や車の購入、引越、旅行の出発などに良いとされます。「トラは千里行って千里還る」ということわざがあるように、この日に出ていったトラの子は成長して還ってくるというわけです。トラの毛皮が黄金色をしていることから、特に金運が上がる日とされます。