1893年2月9日は、七十二候の 黄鶯睍睆(うぐいすなく)です。 鶯の鳴き声が聞こえ始めるころ。
鶯のオスは繁殖期を迎えると、メスへのアピールと縄張りの主張のために盛んに鳴くようになります。
「ホーホケキョ」という鳴き方は繁殖期のオス特有のもので、高く美しい声でメスにアピールします。 「ケキョ ケキョ」という短い鳴き方は主に警戒や威嚇を意味します。
鶯の繁殖期は2月くらいから始まり、夏の半ばくらいまで続きます。
二十四節気では 立春(りっしゅん )の期間です。季節はどこかしら春の気配が立ち始めるころ。
まだ寒さは続きますが、自然を観察すると季節の変化が感じられます。
立春の次候
1893年2月9日は、巳の日(みのひ)です。「ヘビは弁財天の使いなので、この日にお願い事をすれば弁財天へ届けてくれる」とされる日で、勝負事、芸能、学力向上、商売繁盛、財運、健康長寿などの祈願に良いとされます。ヘビは脱皮をして再生を繰り返すことから、そのチカラにあやかって開運を祈願します。