2033年11月7日は、七十二候の 山茶始開(つばきはじめてひらく)です。 山茶花(サザンカ)が咲き始めるころ。
七十二候では「山茶」を「つばき」と読ませていますが、山茶花(サザンカ)のことです。 山茶花の開花は晩秋から冬くらい、椿(ツバキ)の開花は冬から早春くらいでもう少し後になります。
山茶花はチャノキと同じツバキ科の植物で、昔は山茶花の若葉をお茶にして飲んでいたようです。 いまでも、山茶花の花を乾燥させたものを煎じて飲むことがあります。
ちなみに、「サザンカ」という呼び名は「サンサカ」がなまったものなのだとか。 確かに山茶花は「サンサカ」と読めますが、「サザンカ」のほうが響きが面白いですね。
この日から、冬が始まります。
2033年11月7日は、二十四節気の 立冬(りっとう )です。季節はどこかしら冬の気配が立ち始めるころ。
穏やかな小春日和もあれば、木枯らしが吹く寒い日もあります。
立冬の初候
2033年11月7日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。