1972年3月5日は、七十二候の 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)です。 冬ごもりの虫が動き始めるころ。
土のなかや木の隙間で冬ごもりしていた蛇、蜥蜴、蛙、虫などが、もぞもぞと這い出してきます。
蛇、蜥蜴、蛙などの変温動物は土にもぐって仮死状態になり、必要エネルギーを最小限にして冬をやり過ごします。
冬眠が明けて土から這い出してきても、数日間は寝ぼけたような状態です。 少しずつ代謝を上げながら覚醒して、だんだん動きだします。
1972年3月5日は、二十四節気の 啓蟄(けいちつ )です。季節は冬眠をしていた虫やカエルなどが動き出すころ。
菜の花や桃の花が咲き始め、春の虫が羽化して活動を始めます。
啓蟄の初候