1961年7月12日は、七十二候の 蓮始開(はすはじめてひらく)です。 蓮(ハス)の花が咲き始めるころ。
ハスは泥のなかで美しい花を咲かせることから、 苦しみのなかで悟りをひらく仏教を象徴するモチーフとなっています。
宇治の三室戸寺など、お寺にはハスの名所が多くあります。 お寺以外にも上野の不忍池や大阪の万博記念公園など、ハスの鑑賞スポットが全国にあります。 ハスの花の見ごろは、7月上旬から8月中旬くらいまでです。
二十四節気では 小暑(しょうしょ )の期間です。季節はいよいよ夏の暑さが本格的になるころ。
小暑の始まりから大暑の終わりまでを暑中(しょちゅう)といいます。
小暑の次候
1961年7月12日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。