1943年8月19日は、七十二候の 蒙霧升降(ふかききりまとう)です。 深い霧の出るころ。
地表近くの空気中に一定以上の水蒸気があり、気温が低下することが霧が発生する条件です。
秋になってだんだん涼しくなってくると、湿気を含んだ空気が冷やされて霧が発生しやすくなります。
前日から気温が下がった風のない朝など、視界を遮るくらいの真っ白な霧になることがあります。
二十四節気では 立秋(りっしゅう )の期間です。季節はどこかしら秋の気配が立ち始めるころ。
季節の行事をひとつ終えるごとに夏は終わっていきます。まだ厳しい暑さが続きますが、空の色や風のにおいなどから秋の気配が感じられます。
立秋の末候