1941年9月28日は、七十二候の 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)です。 蛇、蜥蜴、蛙、虫などがこもるころ。
まだ秋の中盤ですが、早くも虫たちは冬支度を始めます。 土にもぐったり、木の隙間に入り込んだり、葉や枝で蓑をつくったり、それぞれのスタイルで冬の到来に備えます。
春(3月上旬)には蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)という気候がありますが、 そのころまで虫たちは冬眠に入ります。
二十四節気では 秋分(しゅうぶん )の期間です。季節は秋の真ん中あたり。だんだん暑さが和らいでくる時期です。
暑さ寒さも彼岸までといわれますが、秋分の日と前後3日を合わせた7日間が秋の彼岸です。 昼と夜が同じくらいの長さで、あの世とこの世の距離が近くなるとされるお彼岸には、先祖や故人を供養する習わしがあります。
秋分の次候
1941年9月28日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。