1941年4月10日は、七十二候の 鴻雁北(こうがんきたへかえる)です。 雁(ガン)が北へ帰っていくころ。
冬のあいだ日本で過ごした鴈は、春になるとロシアなどの北国へ渡っていきます。
群れで飛ぶときにV字型の配置となる雁行(がんこう)は、2番目以降の鳥にとって空気抵抗を抑える効果があります。 ときどき先頭を交代しながら、長い距離を飛行します。
二十四節気では 清明(せいめい )の期間です。季節はだんだん日差しが明るくなって、雨の後に虹が出やすくなるころ。
南国から燕(ツバメ)が渡ってきて、いろいろな花が順々に咲いていきます。
清明の次候
1941年4月10日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。