1941年3月26日は、七十二候の 桜始開(さくらはじめてひらく)です。 桜の花が咲き始めるころ。
桜の花が咲き始めると言っても、当然ながらその時期には地域差があります。
各地の桜の開花をあらわす桜前線は、例年3月中旬くらいに四国南部・九州からはじまります。 その後、3月下旬くらいに関西・中部・関東、4月上旬くらいに北陸・信越・東北、5月上旬くらいに北海道まで到達します。
二十四節気では 春分(しゅんぶん )の期間です。季節は春の真ん中あたり。日差しは暖かくなってきますが、風はまだ冷たい。雀が巣作りをはじめ、桜がつぼみを膨らませます。
暑さ寒さも彼岸までといわれますが、春分の日と前後3日間を合わせた7日間が春の彼岸です。 昼と夜が同じくらいの長さで、あの世とこの世の距離が近くなるとされるお彼岸には、先祖や故人を供養する習わしがあります。
春分の次候
1941年3月26日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。「この日に籾を蒔くと、一粒が万倍にも実る」とされる吉日で、新しいことや良い習慣を始めるのに適した日とされます。 一方で、悪いことが何倍にも膨らまないように、借金、対人トラブル、嘘をつくことなどは避けるべき日とされます。