1940年4月20日は、七十二候の 葭始生(あしはじめてしょうず)です。 葦(アシ)が芽をふき始めるころ。
アシは水辺に群落するイネの多年草で、日本では北海道から沖縄まで広く分布しています。 アシが本来の呼び名ですが「悪し」に通じて縁起が良くないとして、ヨシと呼ばれることもあります。
古事記の神話では、日本の国土を「豊葦原の水穂国」と表現しています。 「アシが生い茂り、稲穂が実る国」というほどの意味ですが、アシが古代より日本国土を象徴する植物であったことがうかがえます。
1940年4月20日は、二十四節気の 穀雨(こくう )です。季節は田畑の準備がすすみ、その土を春の雨が湿らせるころ。
穀雨(こくう)とは、穀物を成長させる雨のことです。
穀雨の初候
1940年4月20日は、巳の日(みのひ)です。ヘビは、芸事・財福・美人祈願などに御利益のある弁財天(べんざいてん)の使いであることから、技芸上達、学力向上、勝負事、財運向上、商売繁盛などの祈願に良いとされます。「お金が身(巳)につく」縁起担ぎもあり、特に金運の上がる日とされます。