2025年7月1日は、七十二候の 半夏生(はんげ しょうず)です。 半夏(ハンゲ)が生えるころ。
半夏(ハンゲ)とは、カラスビシャクというサトイモ科の植物のことです。 夏の半ばくらいに見かけるようになることから、カラスビシャクを半夏(ハンゲ)と呼ぶことがあります。
カラスビシャクの根を乾燥させたものは漢方薬の材料になりますが、毒性があるので服用に際しては経験に基づいた知識が必要です。
二十四節気では 夏至(げし )の期間です。季節は夏の真ん中あたり。
一年で最も日の長くなる時期ですが、一年で最も暑くなる時期はあと一か月くらい先です。
夏至の末候
2025年7月1日は、 半夏生(はんげしょう)です。 太陽黄経が100度になる日、あるいは、夏至の日から数えて11日目となる日です。 農作業をひと区切りにする節目の日とされ、この日には農作業を休む風習もあります。
余談ですが、この時期に葉の半分が白くなるドクダミ科のハンゲショウという植物があります。
それとは別に、この時期に生えるサトイモ科のカラスビシャク(別名ハンゲ)という植物があります。
ハンゲショウとハンゲで名前が似ていますが、それぞれ別の植物です。